麦粒雑記

麦粒(ムギリュウ)が日々の出来事をあれこれ綴るブログ。

現代アートを扱った小説を読む

現代アート探偵ゲンダイチコースケの事件簿』を読む

久しぶりにアートについて考えたくなった

 さて、この前(オルタナティブ人形劇とは? - 麦粒雑記)購入した現代アート探偵ゲンダイチコースケの事件簿 銀髪の賢者と油之牝狗を読み終えたのでちょっとだけ感想を書こうと思う。

 

 この小説は現代アートをテーマにしていて。

 特にマリーナ・アブラモヴィッチさんのRhythm 0というパフォーマンス作品を中心に「アートと社会問題」や「アートと暴力」についての話題を語るといった内容になっていた。

 

 で。個人的な感想としては。

 やはり面白いのはゲンダイチコースケと地獄の学芸員トークバトルをする場面だったのだが。

 それ以外の場面にもアートや哲学、さらにはサブカルチャーの話題が散りばめられていて、そういうものに興味がある人は楽しめると思った。

 また、独特の世界観もなかなか雰囲気が良かった。

 

 が。やはり個性が強いので。

 楽しめない人はあまり受け付けないんじゃないかという面も強かった。

 

 僕みたいに「最初からアートに興味がある」人はともかく。

 果たして「アートに興味を持ったばかりの人」にわかりやすいかと言われると、ちょっと難しいところもあった気がした。

 

 ただ。

 色々あって美大受験をしていた時期もあった自分としては。

 現代の美術教育や美術大学に対しての批判的内容は非常に気に入ってしまったという面もあったりする。

 

 それと。今回この本を読んでいて、久しぶりにアートについて学びたくなったのだが。

 今ちょっと忙しいのでどうなるか……といったところだ。