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麦粒雑記

麦粒(ムギリュウ)が日々の出来事をあれこれ綴るブログ。

映画を三本観る その3

仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』

意外と悪くなかった……が

 

 さて、映画三本目は仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』。今回もネタバレありで行ってみようと思う。

 

 正直に言えば。

 この手の〈ライダー大戦〉ものの映画はあまり面白くないことが多々あったので期待はしていなかったが。

 予想外に見ることはできる映画だった。

 

 ただ。

 ヒーローが100人出てくるとか、ヒーローチームを作るという映画の宣伝になっていた部分が、正直言ってどうでもいい感じがした。

 

 この映画の主人公は『仮面ライダーエグゼイド』の二号ライダーポジションで、プライドの高い天才外科医である鏡飛彩であり。

 映画のストーリーは、その飛彩がかつて救えなかった患者の少年、霧野エイトを救うために、過去の自分を超えるという成長物語になっている。

 

 その点だけに話を絞れば「主人公の成長物語」でありかつ「ヒーローが子供を救う話」なので非常にヒーロー映画的なのだった。

 

 さらに興味深いのは。

 飛彩は患者の内面には関与しないとしながらも患者に治りたいという意思がなければ治療しないという価値観だったり。

 エイトは感情が希薄という精神状態だったりと。

 心の面が話の中心にあったところだった。

 

 個人的にはこの辺りをもっと深く掘り下げて欲しかったのだが……私の理解力不足かも知れないがちょっと物足りない気もした。

 

 で。問題は。

仮面ライダーエグゼイド』の主人公、宝生永夢がヒーローチームを率いて戦ったりした事や。

 敵として登場したショッカー首領三世などが。

 果たして〈飛彩とエイトの物語〉に何の必要があったかと言えば、特にいらなかったんじゃないかという感じがしたところだ。

 

 特にショッカー首領三世やそれが率いていた怪人軍団は。

 単に〈人々を襲う、特に意思は持っていない災害の類〉という感じでも話が通ってしまうような扱いに思えた。

 

 というか。

 別の映画の話も絡むが。

ウルトラマン』や『プリキュア』の映画を観て思ったのだが。

 別にオールスター作品の悪の組織を過去の組織(ショッカーなど)に関連付ける必要性はないのではないかとも思えるのだが……。

 

 もちろん、大量の怪人を出す以上、過去の怪人を再登場させないといけないという製作上の理由はあるのだろうが。

 敵のボスくらい「別段過去のライダーや戦隊やライダーの敵組織とは関係ない悪」でも良いような気が……。

 

 と、そういう感じだった。

 

 まあそれでも。

 飛彩、あるいは『動物戦隊ジュウオウジャー』のアムのファンなら観に行っても損はない作品ではあったと思う。

 中々、変身前の状態でも活躍するシーンが多かったので。