麦粒雑記

麦粒(ムギリュウ)が日々の出来事をあれこれ綴るブログ。

『横尾忠則 HANGA JUNGLE』へ

町田市立国際版画美術館にて

個人的に凄く気にいった展示!!

 この日は町田市立国際版画美術館で6月18日まで開催されている横尾忠則 HANGA JUNGLEに行って、学芸員さんによるギャラリートークを聞いてきました!!

 

 この展示会は横尾忠則さんの版画がほぼすべて(約250作品)展示されているというもので。話によると(本気だったのかは知りませんが)スペースがなければ天井まで使おうかという数の展示になっています。

 

 ちなみに、タイトルのHANGA JUNGLEというのはいくつかあった展示会の名称の案のうち〈ジャングル〉というのがついたものがあり

 国際的なものなので英語にし、更に横尾さんの版画は〈版画〉という概念を超えている部分があるということで〈HANGA〉にしたという話でした。

 

 さて、この横尾忠則さん。Wikipediaだと〈美術家・グラフィックデザイナー〉として紹介されており。

 1960年代からデザイナーとして活動していて、1980年に行われた〈ピカソ展〉を見て画家宣言をしたのちは美術家として創作に携わっているという方のようです。

 

 実は。僕は横尾忠則さんについて。名前は知っていたのですが、そこまで詳しく知っていたわけではなかったりします。

 ただ、今回の展示で、横尾さんの作品はとても僕が好む要素が多々含まれていると感じたので、今後、色々と調べてみたいと思っています。

 

 まあ、それと同時に。

 横尾さんはポスターデザインや版画作品だけでなく、小説やエッセイなど文章の方でも活動している方なので。

 絵も描くが文章も書いている僕としては見習いたいというのもあります。

 

 で、僕が横尾さんの作品について気にいった点のまず始めが色彩です。

 かなり派手な色使いで、特に初期の作品がヒッピー文化東洋スピリチュアルなどのカウンターカルチャーの影響のためサイケデリックな感じがあり、派手好きな自分としては面白いと感じています。

 

 また、同時に。

 僕自身が作品制作の関係上、結構オカルトというか、呪術的なものに興味関心があるので先のヒッピー文化や東洋スピリチュアルについては興味があるというのもあります。

 まあ、Wikipediaによればそれらの精神世界について〈大いなる錯覚〉と気がついたと書いてあるのですが……横尾さんと精神世界の関係については詳しく調べてみたいところです。

 

 他、気にいったところに横尾さんにとって「ターザン」がヒーローだったらしく、そのためターザンをモチーフにした作品を作っている事も気に入りました。

 僕の場合、そういった意味でのヒーローや特撮や漫画の主人公になるのですが。

 憧れた架空のヒーローをモチーフに作品を作っているというのは、僕が地元のローカルヒーローなど、オリジナルとはいえ変身ヒーローを作っているのに何か近いものを感じたというのがあります。

 

 それと、話として面白かったのは性的な要素のある作品についてです。

 性と表現の自由というのはチャタレー事件黒い雪事件というものがあり、最近でも性器をモチーフにした表現が問題視された事件があったりしましたが。

 今回の展示の中には一部、年齢制限付きで入れる場所があり、そこには露骨な性表現のある作品がいくらかあったりしていました。

 

 この性と表現の関係を考えると、実に興味深いのですが……。

 今回はちょっと話がずれるので、また、機会があったときにしたいかと。

 

 他にも、1986年頃からの過去の名画の引用をした作品や、バブル期に作られた大サイズの作品、更には自作を引用した作品

 そして終盤には現在制作中の作品(未完成らしい)があり、どうやらこれはそもそも横尾さんの作品が、制作のプロセスも含めて展示してあるものが多いため、未完でも展示してあるという事でした。

 

 後は、プリマグラフィという特殊なデジタルプリントを版画作品として展示してあるのも興味をひかれました。

 

 ちなみに、このプリマグラフィ。

 帰宅後に調べてみると漫画やアニメのキャラクターなどを描いた高級複製原画として使われているらしいですね。

 自分はそういうグッズの方はあまり詳しくないので知らなかったのですが。

 そういった点で興味を持ったというのもあります。

 

 とまあ、こんな感じで非常に楽しめた展示会でした!!

 今後も国際版画美術館で企画展があれば向かおうと思っているので、その時は感想を書かせていただきます!!