麦粒雑記

麦粒(ムギリュウ)が日々の出来事をあれこれ綴るブログ。

シュヴァルの理想宮

美の巨人たち』にて

夢はいつか叶う。ただし

 この日は録画した美の巨人たちを見ていました。

 ちょうどこの時見た回がシュヴァルの理想宮という作品だったのですが。個人的にもっと知ってほしい作品なので、このブログで書いておこうかと。

 

 シュヴァルの理想宮というのは、フランス南部に存在する建築物で。

 1879年から1912年の33年かけて制作されたものなのですが。

 

 制作した人物なんと、元は芸術家だったわけでも、建築家だったわけでもない、フェルディナン・シュヴァルという郵便配達員だったりするのでした。

 彼が自分の理想をもとに、独学で制作したのが例の理想宮で。

 その作風も、郵便配達などの際に知った海外の建築物などが彼の中で消化されて組み合わされたような、どこかにありそうでここにしかないデザインになっていたりします。

 

 で、この人物について。

 僕自身が自分の作品シリーズなどをたとえ一人きりでも何十年も、あるいは一生をかけて作りたいと考えていることや。

 あるいは僕の作品のデザインもかなり〈実際に入ったことがない外国のデザイン同士を組み合わせたもの〉が多数あるので。

 

 非常に共感できるところがあるというのがあって、紹介したかったりしました。

 

 ただ、いわゆる素朴派、ナイーブアートというのは正規に美術教育を受けていない人が制作した作品なのですが。

 一方、僕は(あるいは今の時代の多くの人は)独学でも多数の書籍で学べるし、あるいは絵画教室なども存在しているので。

 どこまでを〈正規に教育を受けていない〉となるのかが気になっています。

 

 特に僕の場合は美大受験をしようと思い一応美術予備校に通っていたので。

 ただ、この際は素人同然だった状態でいきなり高度な内容を教えられたため全く上達せず、今の作品はそのあとに独学で学んだ要素の方が多いのですが……。

 

 まあ、ともかく。

 僕もほぼ独学で好きなものを作っている人間として、このシュヴァルさんを見習いたいかとは思っています。

 

 何より僕は〈諦める才能がない〉ので。

 夢を叶えるか、その前に死ぬか、あるいは死んだ後叶うか*1

 そのくらいしか先がないというのもありますが。

 

*1:そもそも僕の夢の中には〈死後〇〇となる〉もあるので、そもそも生前にはすべて叶えることが不可能なのですが