麦粒雑記

麦粒(ムギリュウ)が日々の出来事をあれこれ綴るブログ。

熱海に行く!!

来宮神社とか、恋人の聖地とか

やはり徒歩旅行か……いつ出発する?

 この日は父と弟が熱海付近で釣りをするというので同行し。

 釣りよりは散歩が好きな自分は熱海駅付近で車を降りて、別行動をしていました。

 

 まず向かったのは来宮神社でして。

 

f:id:mugiryu:20170908204121j:plain入口の鳥居。

f:id:mugiryu:20170908204318j:plain拝殿。

 

 ここについての詳しい情報は公式サイトを参考にしてもらうとして。

 ちなみに、公式サイトはこちら。來宮神社

 

f:id:mugiryu:20170908204405j:plain大楠。(二つあるのですが、一方は撮影できていなかった……)

f:id:mugiryu:20170908204420j:plain

境内には池もあったりしまして。

 

 この神社、名前が〈麦〉である自分はちょっと気になっていまして。

 そもそも〈來〉という字は本来植物の〈麦〉を表しているらしいからなのですが。

 

 この神社に来てから、知ったことによると。

 この来宮神社は古くは「木宮明神」や「来宮大明神」と表記されていたことがあるので〈來〉と直に関係があるのかはわからないのですが。

 

 この神社などのキノミヤ信仰というのは神奈川県西部から伊豆半島にかけて存在する信仰で。

 どうやら来宮〉であり、海からの漂着物を信仰したとする説と。

 樹木信仰としての〈木宮〉の説、さらに物忌みからの〈忌宮〉や、紀伊国からの信仰とする〈紀宮〉という説もあるらしく。

 

 ここには樹齢2000年の楠もあるので〈来宮〉と〈木宮〉、両方がかかっている可能性もあるんですよね……。

 実際、伝承によれば海から引き揚げた神像と、木の根を祀っているので両方あるかと。

 

 で、さらにこの神社に来てから知ったことですが、この神社では例大祭に〈麦こがし〉を猿田彦命が撒くというのがあり。

 その辺りで考えると〈來〉に〈麦〉の意味があるのではないかという気もしたりしています。根拠はないですが。

 

 また〈麦〉の漢字は作物の穂〈來〉を西方から運ぶのを表している(下の部分が足)という説もあり。

  伊豆から西方なら先に話題にした紀伊国ということもあるので。

 考えてみると色々と面白かったりします。

 

 ちなみに、以前別の場所で書いた気もしますが。

 自分がいまでも使っているHNの一つ〈窓井来足〉の〈来足〉は先に説明した〈麦〉の字からの発想だったりします。

 

 で、こういう歴史的あるいは神話や信仰的意味でも面白い神社だったのですが。

 個人的には神社の境内にカフェ〈茶寮『報鼓』〉があり、また同時にそこでアロマオイルバスソルトが売っているというのが興味深かったです。

 

f:id:mugiryu:20170908204627j:plain茶寮『報鼓』からの眺め。

f:id:mugiryu:20170908204711j:plain茶寮『報鼓』。参集殿とつながっている。

f:id:mugiryu:20170908204813j:plain購入したアロマグッズ。

f:id:mugiryu:20170908204823j:plainちなみに、カフェではイラストを描いていました。

 

  ここではスイーツに麦こがしなど神社ゆかりのもの利用したものなどを販売しており、アロマもまた神社ゆかりの香りのようなのですが。

 

 個人的に。神社というのはおそらく、当時の技術*1によって〈神聖なところ〉を選んで建てたと思いますが。

 これを今風に言えば、日当たりや風向きなどにより、精神的に安定する場所に建てたのではないかと思っていて。

 

 その点で行くと、現在の精神的に落ち着く場所であるカフェを境内に取り入れたり、あるいはアロマやバスソルトを販売するというのは。

 結構、昔からの信仰を現代版にしたものだったりするのではないかと思っています。

 

 実は以前から、神社にカフェなどがあるところがあるとは聞いていたのですが。

 今回初めてそういう神社に行ったので、そしてこの日の前日に熱海に行くと知ったため、神社について詳しく調べずに行ったので。

 結構、色々と考えることができて面白かったです。

 

 また、写真にも載せたように神社の境内ではいつも描いているようなイラストも描いていたのですが。

 実は今後、こんな感じであちこちを旅しながら現地で作品制作もしたいと思っていまして。

 そういう意識が高まったというのもあります。

 

 それに関してですが。

 今回の記事のサブタイトルに徒歩旅行〉とあるように、これを機に全国各地を歩いて回ろうかと思っています。

 

 この徒歩旅行をしたいというのはずいぶん前からあり平成26年9月に東海道日本橋からいったん自宅に帰るという形で分割して歩いて箱根湯本まで。

 その後箱根湯本から島田までは10月9日*2前後に一気に4日かけて歩いていたりしています。

 

 また、前回この日記に書いた真鶴を散歩した際も考えていたことで。

  その際の散歩についてはこちらを読んでほしいのですが……*3

 真鶴をちょっと散歩する - 麦粒雑記

 

 まあ、あちこち歩いて旅行するのは好きなんですよね。

 

 ただ、予算がなく、主に精神の不調のために職にもつけないので収入もない。

 逆に仕事に就いたら今度は長期の旅に出られない。

 と考えていて、ここ最近はほとんど行っていませんでした。

 

 が、よく考えると、実家のある東京や神奈川などの歩いて行ける範囲だけ徒歩旅行をし、日帰りか、あるいは数日程度の宿泊にして、途中で帰ってきてもよいので。

 今後はそっちの方向で行こうかな……とも思っています。

 

 で、そんな徒歩旅行で面白いのは。

 例えば、今回ならこういった神社も見つけられることです。

 

f:id:mugiryu:20170908205556j:plain階段を上った先に、祠だけがある。

 

 この手の小さい神社やあるいは祠なども、実は結構気になっていて。

 今回の場合もですが、結構、由来などが境内に表記されているのもあるので。

 あちこち調べながら歩くと面白いというのもあります。

 

 さて、そんなわけで神社から歩いて熱海駅の方に戻ろうとした際に。

 途中でこんな看板を見つけまして。

 

f:id:mugiryu:20170908205709j:plain

これを見て墓に……

 

  何で〈熱海梅園〉は英語なのに、その他はカタカナ英語の〈サンビーチ〉以外ローマ字なのかが謎ですが……。

 この中で太田駒千代の墓というのは、一応マイラー*4な自分としては気になったので行ってみました。

 

 いや、最初「知らない人のお墓に行って良いものか?」と思いましたが。

 僕の場合、結構「お墓に行ってから知って、興味を持った人」も多いので、何かの縁かと。

 

 で、行ってみたのですが。

 文字からしたらこのお墓っぽいのですが。

 

f:id:mugiryu:20170908210026j:plainちょっと読みにくいですが。左のがそうかと。

 

 別段説明の看板などはなく、Wikipediaで調べると太田駒千代は太田康資の子であり、後北条氏質になっていたが、康資が後北条氏を離反した際に自害となっていて。

 他のサイトによれば自害した際の年齢は12歳というので。

 

 これだけの資料だと「なんか非常に重い話なんだろうな」とまでは想像できるんのですが、具体的にどんな事情があり、そして何故ここにお墓があるのかがよくわからないという……。

 

 詳しい情報を知っている方がいたら教えて欲しいかと思っています。

 

 さて、ここから商店街に戻り。

 商店街でも伊豆半島の野菜や水産物の加工品などを見て*5自分の地元の新しい名物のヒントを考えたりしていたのですが。

 

 その後、家族と合流するために、海のそばに向かい。

 着いたのがここでした。

 

f:id:mugiryu:20170908210314j:plainお洒落な……具体的に何処がと言われれば困りますが、お洒落な。

 

 ここ、パネルによると〈恋人の聖地らしく。

 まあ、全国に〈恋人の聖地〉と呼ばれる場所は138か所ある……。

 

 と、こちらのサイトに載っているのですが(恋人の聖地 )。

 

 ちなみに、この中で自分が知っているのはロックハート城とかになりますが。

 ここは実際に行ったことがある上に、恋人の聖地というよりは〈特撮の聖地〉というか、特撮で〈西洋の城〉とか〈貴族の屋敷〉が出ると大体ここでロケをしているので。

 

 で、まあ。

〈恋人の聖地〉に来たとはいえ、僕は彼女いない歴=年齢のまま30歳まで過ごした人だし、今日も一人旅なんですが。

  そんな自分にとって理想の恋人とは〈イケメン女子なんですよねぇ。

 

 この〈イケメン女子〉というのはおそらく「僕自身がなりたい理想像*6」であり、当然「容姿がイケメン」という意味ではないし。

 同時に「今現在イケメンではなくても、本人がなりたい理想の自分が〈イケメン女子〉」なら付き合ってみたいかと。

 

 なんていう事を考えながら、浜辺とか、近くの海岸を歩いて。

 特撮風のアクションシーンを考えていました。

 

 例えば、砂浜と道路の段差としてある壁を利用して飛び上がるシーンとか。

 変身や、必殺技の影響で砂が飛び散ったり、水面に波紋が浮かんだりとか

 

 あとは時間を操作したり、高速移動したりする演出で砂や飛沫が止まって見えるというのは好きです。

 これは、超能力などで実際にそういう能力を使っているための演出でも、あるいは単に映像表現としての演出で、ヒーローや怪人が加速したりはしていない場合の演出でも好きなのですが……。

 

「ヒーローが変身し、武器を構える→その影響が砂が巻き上がる→映像表現の演出としてスローモーションになる(結果として砂粒が空中で停止して見える)」とかの演出はかなり好きですね。

 

 あとは砂地とはあまり関係ないですが。

 変身している最中に相手にゆっくりと、かつしっかりした足取りで接近し、歩くごとに徐々に鎧をまとっていく演出とか。

 逆に相手に武器を構えて突進しながら変身し、一連の変身の演出が終わったと同時に相手に攻撃するとか。

 

 ……恋人について考えていて、なんでこういう発想になるのか謎ですが。

 ちなみに、これ「ライバルと恋人を取り合うために戦う」ではなく。

「恋人の正体が敵だったから戦う」あるいは「特訓、あるいは腕試しのために戦う」みたいなタイプの〈恋人と戦う〉というイメージで想像しています。

 

 そういえば。

 この〈恋人の聖地〉の側に『金色夜叉』にちなんだ像もありまして。

 

f:id:mugiryu:20170908212230j:plainこんなのでした。

 

 僕はまだ『金色夜叉』は読んだことがないのですが、この像の場面は「宮が自分ではなく、金持ちと結婚することを知った貫一が、宮を蹴り飛ばし、行方をくらます場面」らしく

 

 偶然なのか、それとも狙っているのかわかりませんが。

 なんか〈恋人の聖地〉とこの像が非常に近い位置にある事は奇妙な関係に思えました。

 まあ、恋人と浜辺で決闘することを考えていた自分が言えることではないですけれど。

 

 と、こんな感じで。

 この後、父と弟と合流し、自宅に向かって帰ったので、今回の旅はここまでとなりました。

 

 実は、さらに。

 ここから初島を見て『バトルホーク』という特撮の「初島か、ならば密室も同然」という台詞を思い出したりしていたのですが……。

 これについては、また、別の機会に……いや、ないかもしれないですけどね。そんな話する機会。

*1:どの時代に、どういう思想で建てられたかによって違うと思いますが、風水とか地脈みたいなもの

*2:日付がこのあたりとなっているのはこの途中で参拝した三嶋大社御朱印からの推測です

*3:この時に訪れた貴船神社もキノミヤ信仰の神社なのですが、自宅の場所と、父が昔から伊豆辺りで釣りをしていることもあって、釣りに行く範囲がその辺りなので。家族に付き合って出かけた先にある神社が両方キノミヤ信仰なのは当然といえば当然かと思います

*4:偉人のお墓詣りなどに向かう人。掃苔家に近いもの。僕の場合は元が文化芸術関連なのですが、そういうものを扱っていると歴史上の人物なども知るので、結果として武将などのお墓に行くこともあります。

*5:商品販売のほかに、地元の食材を使った飲食店も併設されているお店で、良い雰囲気だったためかなり興味がありました。かなりお洒落な感じの食材が多かったですが、個人的には沼津の〈オイルサバディン〉が印象に残っています

*6:多分、自分の場合の〈ボーイッシュな女性が好き〉とかそういうのの根底には〈恋人同士の間に、世間の男女観を入れたくない〉というのがあって。だから自分の理想の人間像がそのまま理想の恋人像でもあるのだと思います