麦粒雑記

麦粒(ムギリュウ)が日々の出来事をあれこれ綴るブログ。

「Art&Space ここから」で開催される

 「細密な、関係性。」に搬入完了

次は第46回八王子アンデパンダン展に出す予定

  本日、出展を予定していた2か所の作品展のうち1つの作品の搬入が終わったので、改めてそちらを紹介します。
 
Art&Space ここから」で今月5日から10日まで開催される「細密な、関係性。」に作品を6枚、展示します!!
 
 
 今回、連絡が遅くなったのは、制作中に精神面で問題が生じたために、出展できるかが怪しかったからです。
 また、この件に関してギャラリー関係者に相談し、色々と迷惑をかけてしまった事を申し訳なく思います。
 
 ちなみにこんな作品が6枚です。

www.pixiv.net(できれば小説の方も読んでいただけると嬉しいです。どちらかといえばそっちに力を入れてきたので)

 
 さて、今回の作品について。
 
 まずタイトルが全て「無題(仮)となっています。
 これについて、非売となっている1枚*1を除いては鑑賞してくださっている方にタイトルを決めていただきたいかと思っています。
 ネットで載せている作品にはタイトルがありますが、あれも(仮)なので。
 
 実は作品の展示する方向さえ飾る人の自由で。
 これはカンディンスキーが横になった絵から抽象画を閃いたエピソードを「なら、作者の意図と違う向きで飾って良いのでは?」と考えたからだったりします。
 
 鑑賞者がタイトルや絵の向きを決めるというのは他にも理由があり。
 今回出展している絵の中には描いている最中の精神が不安定で
 怒りや憎しみを込めて一部描いたが、一方同じ絵の一部は楽しんで描いていたものもあるので。
  自分の不安定な内面を描いていて、具体的なモチーフがないため*2これは見てくださった方の印象でタイトルを決めて欲しいかという事です。
 

f:id:mugiryu:20171204074606j:plain名刺サイズの作品はこんな感じで。

 
 次に、作品を購入された場合でも、自分は、その作品をネットで発表したり、ポストカードなどのグッズにしたいかと思います。
 何故なら理由は2つあり。
 
 1つは私が現在無職で、精神問題で就職が困難なため収入が欲しい。
 もう1つは単に私が絵を描いて売るより、絵の複製である「ネット上のデータ、グッズ」が広まった方が、販売した絵自体の価値も「それら複製のオリジナル」として価値が出る。
つまり、買っていただいた方に対しても利のある行為だと思ったからです。
 
 そしてさらに、今回販売している絵以外に関して。
 絵を単体で見ると問題はないですが、個人的には「非売にして展示した絵に似せた作品」に近くなってしまっていると思っています。
 どうも1枚新しいタイプの絵が完成すると、当面、それから抜け出すのが困難なためです。これでもそれぞれ多少違いは出そうとしたのですが……自分としては似た作品かと思います。
 なので、通常なら5000円のところを4000円にしてありますが、それでも販売する理由も2つ
 
 1つは先に言ったように、私の収入がない事。
 もう1つは、私以外の新人や無名に近い作家さんにも作品を強気で販売して欲し事で。
 私自身は販売するという形で作品を出展するのは今回が初めてなのですが。
 
 自分がギャラリーなどを見ているとどうも若手の作家さんの中には作品を売る事に抵抗がある人が多い気もしていて*3
 私は彼らにはちゃんと絵を売って、稼いで、そしてそのお金で更にクオリティの高い作品を作って欲しい。
 つまりお金を出す場合、その作品だけでなくその作家さんの未来の可能性にも投資している*4のですが。
 そう考えている私が「前の作品モドキみたいのだから」と作品を安くしては説得力がないため、今回はこの値段で販売しています。
 
 私としては、美術に限らず、文化や芸術に関わる人が、それによってしっかりと収入が得られる世界を望んでいます。
 
 で、他の展示している方のを見たのですが……レベル高すぎて、正直、自分のはちょっと力不足かなあ……と。
 
 もっとも、細密画は今年、ゼンタングルを描いていたのを、商標的に販売が無理なので名刺サイズに変更したのが始まりで。
 実は別の細密画展で、今回の作品展にも展示している方に「ハガキサイズなら額縁もある」とアドバイスされてから、名刺サイズ以外も描き始めたので、そもそも作品が今回展示分とあと数枚くらいしかないという……。
 
 まあ、こういう裏事情を書くと「作家は作品で勝負するべきでは?*5と言われそうですが。
 精神病んで大学も専門学校も中退、しかもその結果仕事もバイトばかりで、作品展の出展も「多摩アンデパンダン展」の2回を除いてはなく、販売もなく、イラストとしての同人活動もないので。
 
 経歴を明かすと「20歳前半で精神病んで学校退学、フリーターをしていたが、家庭問題もあり精神問題が悪化して現在無職」しかないという……
 なのでまあ、こういう言い訳めいた事をしないとそもそも生きていけないのでした。
 

f:id:mugiryu:20171204075631j:plain2011年の多摩アンデパンダン店に出した3枚のうち1枚。細密ではないが作風は今と似ているかと。

 
 まあ、更に言えば。
 僕自身は最初の段階で〈企画売り(あるいは奇画売り)〉と名乗っていたように、作品そのものではなく、企画を立てるのが本業のつもりなんですけどね。
 ちなみに、今立てている企画については12月6日頃、発表予定で。世界観的にはディストピアサイバーパンク……の作品のつもりです。
 

mugiryu.hatenablog.com

 こちらのリンクはその計画とは別の作品ですが。

 このような形でヒーロー作品も制作しているので、それにも関係がある内容……に、したいかと思います。

 
 で、次は5日に。
 もう一つの展示会「八王子アンデパンダンがその日に搬入なのですが……そちらもよろしくお願いします。
 
 こちらは、今回展示の作品の後に描いたもので、紙全体に描くタイプとは別の細密画が2枚と。クリーチャー系が1枚になる予定です。

*1:展示会の案内に使われているもの、あるいはpixivの例としてのせたものでもあります

*2:実は名刺サイズの作品の方はテーマが〈無意味〉というのもあり、特に意味なく模様を描いたカードを大量に集めた作品として〈無意味なものを描き続けて集めたパワー〉を表現したいと思っています。最近、ハガキサイズばかり描いていて、35枚程度で制作が止まっていますが。個人の作品ではなく、数人の作家さんの合作扱いで1000枚くらい集めても面白いかと思っています

*3:不思議な事で、私自身は現在30歳なのですが、作品展で知り合う作家さんは20代前半とかが多いという……

*4:そんなわけで、気に入った作家さんの作品はいくらか買っていますし、できれば今後も買いたいのですが、何せ私自身に収入がないので……

*5:まあ、これに関して僕はあまりそう思っておらず、少なくと大体の作家さんが同じ名前を使って作品を出しているし、経歴も明かしている。また「作品で勝負するべき」という意見自体が〈そういう人〉という自己表現になってしまうというのもあります