Eternal Medium Second Chaotic Room

ただの中二病だと思うなよ!!

第10回市民大学歴史講座

『小島日記』を通して

幕末の女性と新選組

 この日は町田の歴史I〉の第10回目講義で。
 内容としては「江戸時代の村の女性」を扱っていました。ちなみに、この回は公開講座でした。

 

 まず、町田市の小野路という地域には小島家という家が昔からありまして、実は新選組の近藤、土方、沖田もこの家の小島鹿之助という人物の元に出稽古に来ていたりします。


 ちなみに、現在は小島資料館という新選組などに関する資料が保存してある資料館になっています。
 公開展示もしていますが、毎月第1・3日曜日のみ開館していること、また一般の民家を改築した形になっているため車椅子などが入れないことなどがあるので行く際は注意していただきたいと思います。

 

 で、この家に第十九代から第二十二代(先の鹿之助は二十代)まで四代にわたって86年の間書かれた、86冊の日記がありまして。
 今回はこれと、同時期に書かれた雑書から町田地域の江戸時代の女性について紹介されていました。

 

 当時の女性ですが、女性だけで旅行に行ったりできるような立場の人たちもいる反面。
 奉公に出る11歳の少女についての記録もあり、立場の違いでこうも違ったのかと考えさせられました。
 まあ、旅行ができることと、奉公で働かなければならないことだけを挙げてどちらが可哀そうだとかは言えませんが。

 

 で、この貧富の差ですが。
 よく考えるとこの先の明治以降も、それなりに豊かだった者たちは新しい時代に対応する知識を学べたけれど、そうでない人たちは置いて行かれたんですよね。
 そこまで考えると、結構根が深い問題だと思います。

 

 あと日記なので。
 病気の事や婚姻の事、経済の事などいろいろ書いてあり、一般の歴史とは違う、人々の当時の暮らしがわかっていろいろ面白かったりします。

 

 で、その婚姻なのですが。

 実は新選組の近藤が鹿之助の甥である橋本道助の結婚祝いに白銀三枚を送っていまして。
 かつて町田では「白銀三枚」という和菓子が販売されていたのですが……現在は販売していないそうです。
 
 個人的に、確かに新選組の活躍といえば京都のイメージがありますが。
 彼らが理想を求め、行動に出るまでに育ったのは多摩地域が舞台なので。
 偉人ではなく、普通の人としての後の新選組が生きた場所として町田も含めた地域を紹介して欲しいかと思っていて。
 その点では白銀三枚は再販して欲しいと思っています。

 

 新選組関連の漫画やゲームなんかとコラボできたら売れる気もするのですが……無理ですかねぇ……。